限られた人生の時間をどう使うかについて、考えてみたことはありますか?
Staywayは、移動時間の短縮や環境の最適化によるパフォーマンスの向上のためにリモートワークを取り入れています。
フルリモートではありませんが、オフィスへの出社は月2〜4回。オンライン/オフラインを適切に使い分けながら連携をとり、全国各地に住む30人以上の社員がワンチームで一丸となって働いています。
そんなStaywayのことを、「"人生における時間の使い方"を大事にしている会社」と表現した社員がいました。
それが、大阪本社・神戸サテライトオフィス所属の新井 学人(あらい まなと)さん。
神戸市役所に12年間勤めた経歴を持ち、今年4月にStaywayに入社。現在は主にガバメント担当として自治体へのアプローチを担当し、CCOの紙本さん直下の即戦力として活躍しています。
実はソフトテニスで全国大会に出場した経歴もあり、熱血系らしいです
そんな新井さんは、「転職してから家族との時間が増えて幸福度が上がった」「家族に全力で向き合うことで仕事にも全力に向き合えるようになった」と言います。
具体的にどのような変化があったのか、新井さんに話を聞いてみました。
今回の記事では、新井さんと一緒に、「人生における時間の使い方」について考えてみましょう。
12年間の市役所勤務で交付金審査と補助金申請サポートを経験→Staywayへ
編集部:本題に入る前に、新井さんがStaywayに入社した経緯は?
新井:もともと神戸出身という縁もあり、新卒で神戸市役所に入社し、計12年間勤めていました。市役所では経理業務や市議会対応業務などを担当、残り半分はいわゆる出向という形で内閣府の地方創生推進事務局に2年、神戸観光局に3年ほど所属していました。
地方創生推進事務局に勤めていた際に自治体の交付金の審査業務を経験したこと、神戸観光局で神戸市内のホテルや有馬温泉の旅館の方々と一緒に観光庁の補助金申請に携わらせてもらったこと、それがStaywayの仕事との接点だなと思います。
編集部:審査サイドも経験しているなんて、めずらしい経歴ですね。
新井:僕自身がこんなことを言っていいのか分かりませんが、補助金の業務って、審査も申請も本当に大変なんですよ。公募要領が読み取りにくかったり、件数が多くて時間もかかるので。
でも、一緒に頑張っていただいた旅館やホテルのみなさんのおかげもあり、3年間で50億円以上の補助金が採択されて、改修や増築などを進められるようになったんですね。申請は大変だったのですが、結果的に本当に喜んでもらえて、「コロナでしんどかったけど、この補助金のおかげでまた新しいスタートを切れるよ」と言っていただいて、今、本当に神戸の観光が盛り上がっているんです。私自身、そのような経験をさせていただいて前職の神戸市役所には感謝しかないのですが、そういったところから、補助金って、大変だけど資金調達のため、会社の将来のためにすごく重要なものなのだなと実感しました。
転職エージェントの方に、こんな会社がありますよ、とStaywayを紹介されたとき、僕が補助金に感じていた課題ややりがいにドンピシャにはまった感じがあったので、入社を志望させていただきました。
大阪本社にて。市役所での経験を活かしガバメント担当として活躍する新井さん
娘たちの成長をもっと近くで見たい。転職を考えたきっかけは「人生における時間の使い方」を見つめ直したこと
編集部:そもそも転職を考えはじめたきっかけは?
新井:2つあります。1つは、補助金申請の業務の際に、旅館やホテルの方々と、会社をどうしていきたいか、などの将来像を一緒に考えさせてもらったのですが、それがすごく楽しかったんです。それまでは民間企業の方との接点があまりなく、そのような経験がなかったので新鮮でした。
もう1つは、「時間の使い方」です。自宅のある加古川から職場の神戸までは往復2時間半かかっていたんですね。僕には6歳と4歳の娘がいるのですが、毎日、平日は朝しか会えない状況が続いていました。夜、家に帰ったらもう娘たちは寝ているという状況です。
そんな生活を続けているうちに、娘たちが気づいたら成長していて...。翌朝に「昨日こんなことがあった」という話を聞くことはできるのですが、娘の成長を近くで見れていないのではないか、という不安が芽生えてきました。
女の子2人なので、いつまで一緒に遊んでもらえるかも分からないじゃないですか(笑) もしかしたら、早ければ小学校高学年ぐらいから、「お父さん、ちょっと近寄らないで」みたいに言われてしまう可能性もある。もちろんそんなこと言われたら立ち直れませんが(笑) それなのに、今近くにいられないというもどかしさを感じまして…。
時間の使い方を改めて見つめ直したときに、通勤の時間を仕事に当てることができたら、家族とももっと関われるし、仕事ももっと集中できてメリハリがつくのではないかと思い、次のキャリアを探しはじめました。
超おてんばだという娘さん2人と、全力で遊んで体力ゲージが0になった新井さん
転職して、夜も家族と過ごす時間をとれるようになった
編集部:実際に働いてみてどうですか?
新井:Staywayでは、主にガバメント担当として自治体へのアプローチを担当しているのですが、金融機関や企業の方とお話しすることも多く、幅広く携わらせてもらっています。キャッチアップは大変なのですが、オールラウンダー的な存在でありたいと思っています。
あとは入社以降ずっと忙しいですね。忙しいけど楽しい。やれることはいくらでもあるので、終わりがない仕事だなと思っています。そのなかで取捨選択しながら、優先順位を決めながら進めています。
編集部:家族と過ごす時間については変化はありましたか?
新井:価値を感じているというか、本当にありがたいなと思っているのは、今まで朝しか会えてなかった子供たちと、夜もしっかりコミュニケーションをとれるようになったことです。自宅で仕事する日だけではなく出社や訪問の日も、夕方6〜7時ぐらいまで仕事をして一旦家に帰り、家族と一緒にご飯を食べ、子供たちが寝る8時ぐらいまでは家族の時間を取れるようになりました。
習いごとや保育園であった出来事の話を聞いたり、一緒に遊んだり。寝る前に頭を切り替えて家族モードに入れる時間をいただけて、ありがたいです。人生の幸福度は、もう本当に間違いなく上がっているなと感じています。
忙しい時は子供たちが寝てから数時間働いて明日の準備をすることもあるので、仕事時間自体は前職と変わらないかもしれませんが、今は家族と話してリフレッシュできるのでメリハリがあるなと感じます。
仕事も遊びも全力で楽しみたいタイプなので、今はそれがうまくできていると思います。
〈新井さんのとある1日のスケジュール〉 ▼ 8:30〜9:30 移動 加古川市の自宅から姫路市に移動 ▼ 9:30〜10:00 朝会(毎日)💻 社員全員参加のオンラインミーティングで各自の1日のタスク・進捗状況・相談事項を共有 ▼ 10:00〜11:00 お客様訪問 姫路市内のお客様を訪問・ミーティング ▼ 11:00〜12:00 移動 姫路市から神戸市に移動 ▼ 12:00〜13:00 ランチ お昼ご飯 ▼ 13:00〜14:00 作業💻 神戸サテライトオフィスで作業 ▼ 14:00〜16:00 お客様訪問 神戸市内のお客様を訪問・ミーティング ▼ 16:00〜17:00 移動 神戸市から自宅に戻る ▼ 17:00〜18:00 作業💻 自宅で作業 ※💻=オンライン ※ 日によって異なるので、あくまでも一例です! 〈仕事が終わってからの過ごし方〉 家族と夕食、ナイターでソフトテニス、銭湯・サウナ巡り など
週末は必ず家族で出かけ、体力ゲージ0になるまで遊ぶ。家族に全力で向き合うことで、仕事にも全力に向き合える
編集部:休みの日はどんなことをして過ごしていますか?
新井:あまり家でじっとしていられるタイプではなく、週末は必ず何か計画を立てて家族で遊びに出かけています。最近だと、川遊びに行ったりひまわり畑を見に行ったり、花火大会に行ったり。元同期や友達の家族が家に泊まりに来たりすることもあります。キャンプや県外への遠出の旅行も毎年しています。とにかくいつも、どうやって子供たちに楽しんでもらうかを全力で考えて計画を練ったりしています。だいたい僕の体力ゲージが0になるのは日曜日の夜です(笑) 全力で遊ぶので、完全に0になってしまいます。
編集部:学生時代にソフトテニスで国体やインターハイ出場経験もあるとのことですが、今もソフトテニスを続けているんですよね。
新井:はい、今もクラブチームで続けています。ソフトテニスは中学生から続けていて、クラブチームの所属ももう17年になります。年に2回は兵庫県のクラブチームが集まる大会があるので、この大会だけは絶対に出るようにしていて、そこに向けて練習したりしています。週末は家族と過ごしてなかなか練習の時間は取れないので、平日の夜にナイターですることもあります。
子供たちが、親が全力で何かをしている姿を見る機会ってそんなにないと思うんです。なので、自分が何かを全力でやっている姿を見せられたら、と思ったりもしています。
編集部:転職してプライベートが充実したことによる変化は?
新井:今は家族と過ごす時間が増えたので、逆に外出の日は娘たちが「パパ今日は外で仕事なの?」と寂しがってくれたりするんですね。それが本当に嬉しくて…(笑) そういう家族の言葉が自分の中に増えてくると、やっぱり仕事も前向きに頑張ろうと思えるので、いい循環が生まれるんです。家族に全力で向き合うことで仕事にも全力に向き合える。そんないい循環ができつつあると思っています。
兵庫県千種川で川遊び
宮古島旅行で見た夕日
石垣島旅行で、マングローブをカヤックで探検
目標は、ガツガツ働き、娘たちともまっすぐ向き合える父親でいること
編集部:今後目指してること、将来の夢は?
新井:会社が上場を目指して進んでいるので、そこに自分はガバメント担当として貢献したいです。しっかりと会社の成長に貢献し、会社の中でもお客様からも、何かあったら新井に相談してみようと思ってもらえるような存在になりたいと強く思っています。
今年で35歳で、会社では年齢が上のほうなのですが、新卒の頃の気持ちに戻ってガツガツやって結果を出していきたいと思っています。
プライベートでは、やっぱり自然が好きなので、国内だけでなくヨーロッパなど世界の絶景を見に行ったりしたいなとずっと思っています。
あとは、娘たちとまっすぐ向き合える父親でいることです。これだけはずっと思っていることなんです。世の中を見ていると、すごく仲の良い親子と全然仲良くない親子、極端に分かれるじゃないですか(笑)
前職の先輩に、大学生の娘さんとの関係がすごく良い方がいたんですよ。その人は本当に人生をすごく楽しんでいて、家族も仕事も全力で向き合っている方だったんですね。そういう父親になりたいな、というのが、今の人生の目標のひとつなんです。
編集部:どんな人がStaywayに向いていると思いますか?
新井:2つあると思っています。1つは、自分で物事を考えて行動できる人。指示を待っていては何にもはじまらないし、多分ついていけなくなってしまうと思います。あとは、お客様が自治体、金融機関、大企業から中小企業の方までさまざまなので、相手の気持ちになって物事を考えられることもけっこう大事だと思います。
そして、リモートワークの会社なので、仕事もプライベートも全力で向き合って取り組みたいという人におすすめだと思います。オンオフの切り替えをできる人、やりたい人には本当におすすめだと思いますね。
あと、会社はリモートなのですが、年に1度、全員がオフラインで集まる全社会議があったりします。そこで同僚ともしっかり接点を持つことができるバランスの取れた会社だと思うので、そういうところに惹かれる人にも来てほしいなと思います。