今、九州が盛り上がっているらしい。ゼロイチから全フェーズを体験できる九州支社の魅力を支社長が語る

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Staywayは、大阪・東京のほか、福岡・愛知・宮城に3つの支社があり、各オフィスごとにそれぞれの地域と結びつきながら事業を展開しています。

支社ではどんな人が働いてどんなことをしているの? というのを今まであまり紹介できていなかったので、これからときどき紹介していきたいと思います。

今回は、弊社の支社のなかでいちばん夏が来るのが早い、南は九州支社 福岡オフィスの取り組みを紹介します!

九州の大自然に魅了され、九州に移住し新境地を開いた、九州支社の支社長、大石 健太郎(おおいし けんたろう)さんに話を聞きました。

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              見た目は九州男児ですが東京出身です

九州に惚れ込み、東京から移住→九州支社の支社長に

編集部:まずは個人的な質問ですが、大石さんが九州支社・福岡オフィスに赴任した経緯は?

大石:転職の理由にも繋がるのですが、僕はもともと東京出身で、ずっと九州で仕事がしたいと思っていて、九州エリアに絞って転職先を探していました。Staywayで面接の機会をいただいた時に、ちょうど会社が九州支社を設立したタイミングだったので、2024年から九州支社長のポジションで入社することになりました。

編集部:九州エリアで仕事を探していた理由は?

大石:九州が好きというのが第一の理由です。この土地が自分に合っているなと感じるんです。もともと人混みが苦手で、自然に触れている時間がすごく好きなタイプなので、屋久島や阿蘇エリアなど、九州の大自然にとくに惹かれています。そんな九州や九州の人たちの課題解決をしたいなという想いで、九州で次のキャリアを探していました。

編集部:九州を好きになったきっかけは?

大石:私は新卒で三井住友海上火災保険に勤めていたのですが、最初の配属が福岡支店だったんです。そのときに初めて九州に住んで、そこでの暮らしや自然、土地柄などに魅了されました。その後、転職して東京に戻り、コンサルティング会社で働いていたのですが、やっぱりまた九州で暮らしたい、九州で課題解決がしたいと思って、今の形でもう一度戻ってきました。

ちなみに、Staywayは補助金に関するサービスを展開していますが、私自身も移住の際に、個人で移住に関する補助金を調べて利用しました。これからも、日本国内の場合はずっと九州で過ごしたいと思っています。

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      週末は都市部を離れ自然の中で過ごすことが多いそうです in 屋久島

九州全土を飛び回って提携先を開拓。 実績からも感じる九州エリアの盛り上がり

編集部:大石さんが支社長を務める九州支社について教えてください。現在の社員数は?

大石:私も含めて4人です。私以外は、もともと九州に住んでいた人ですね。

編集部:大石さんの役割は?

大石:九州支社長として、九州エリアに弊社の「補助金クラウド」を広げていくこと、そして補助金の申請支援をどんどん増やしていくことがミッションです。一緒に働く社員たちをサポートしつつ、自分自身もプレーヤーとして九州全土を飛び回りながらお客様を訪ねて、色々なお話をさせていただいています。

編集部:九州支社ができてもうすぐ2年、大石さんが支社長になって1年経ちますが、これまでの歩みと実績を教えてください。

大石:この1年は、プレスリリースが追いつかないほど、提携先がどんどん増えています。今年度は7行(7つの銀行)との提携が決まりました。大手金融機関の九州エリアの支店との連携も増えてきています。ご相談件数も、昨年度の5倍になりました。今年度の補助金の支援総額も、九州エリアだけで約210億円です。九州もかなり盛り上がってきたというか、活性化してきているなという感覚がありますね。

編集部:金融機関以外に、大石さんが実際にお話しするお客様にはどんな人がいますか?

大石:九州の地場の企業や、その先の中小企業の支援をすることもあれば、大阪や東京など別の都市に本社がある企業の九州支社を担当することもあります。どれも同じくらいの割合でまんべんなく担当していると思います。

土地柄でいうと、九州は半導体の産業が盛り上がっているので、熊本の阿蘇を中心に製造業の案件も多いです。あとは台湾のTSMCをはじめ九州でビジネスを展開している海外企業も多いので、様々な可能性を感じています。

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ピッチに登壇することも。

沖縄での日本スタートアップ支援協会のピッチにて(2025年3月)

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九州支社で働いたらどんな1日になるの? とある日のスケジュール

編集部:日によって異なると思いますが、九州支社の1日の流れはだいたいどんな感じですか?

大石:本当に日によるのであくまでも一例ですが、朝から熊本の銀行に訪問して今後の提携についてなどをディスカッションし、併せて他の熊本エリアのお客様のところも訪問、そのまま熊本でお昼ご飯。昼過ぎからは福岡の自宅で仕事をし、福岡の天神や博多エリアのお客様を訪問して勉強会を開催。そんなふうに、ご依頼やアポに応じて組み替えながらやっている感じですね。家で1日仕事をする日もありますし、1日動き回る日もあります。

〈大石さんのとある1日のスケジュール(熊本出張バージョン)〉 ▼ 8:30〜10:00  移動 福岡の自宅から熊本へ ▼ 10:00〜11:00  お客様訪問 熊本の銀行を訪問。今後の提携についてなどをディスカッション ▼ 11:00〜12:00  お客様訪問 他の熊本エリアのお客様を訪問 ▼ 12:00〜13:00  ランチ・休憩 お昼ご飯 ▼ 13:00〜14:30  移動 熊本から福岡へ ▼ 14:30〜16:30  作業 福岡の自宅で作業 ▼ 17:00〜18:00  勉強会開催 福岡のお客様を訪問し、補助金の勉強会を開催 (※ 日によって異なるので、あくまでも一例です!)

編集部:Staywayはリモートと出社を組み合わせたハイブリッドですが、天神にある福岡オフィスはどれくらいの頻度で利用していますか?

大石:全員で集まるのは月1回と決めていて、あとは個々で必要に応じて集まっています。私は福岡の中心地で訪問の予定がある時は、その前後にオフィスで作業することもあります。対面で話したいときは、必要な人と集まる。どちらが仕事がうまくいくかでハイブリッドに仕事できるので、自分で考えて決められるのは非常に仕事が進めやすいです。

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目標は、自治体ともシームレスに連携し、九州全土のあらゆる事業の経営課題を解決すること

編集部:今後の目標は?

大石:九州支社としての直近の目標は、九州エリアでの提携先を増やしていくことです。やはりまだまだ関東や関西に比べると少ないので、自分が九州にいるからには数字でも結果を出したいと思っています。また、提携先が増えるということは、そのぶん提携後のお客様とのコミュニケーションも増えるということなので、九州エリアの採用も加速させたいと思っています。

また、現在、会社全体の動きとして、自治体向けにオンラインで補助金の申請や顧客情報を一元管理できる「補助金クラウド for Government」を開発中なのですが、九州支社の今年度の動きとしては、福岡県にPoC版を試用していただく形での協業がはじまっています。このように、金融機関、士業、商工会、事業会社だけではなく自治体とシームレスに官民連携していくことで、九州全土のあらゆる事業の経営課題を解決する力になればいいなと思っています。

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          「補助金クラウド for Government」の仕組み

今、鹿児島、宮崎、佐賀などでもピッチに登壇させていただいたりなど自治体との協業に向けたディスカッションを続けています。県や市など、様々な自治体に広げていきたいです。

また、個人的には、屋久島に10回以上訪ねているのですが、だんだん友達や事業を営む知り合いが増えてきたこともあり、今後、九州の離島の補助金支援などもやっていけたらいいなと思っています。九州には離島が本当にたくさんあって、そこには中小企業もたくさんあるので。

大企業→スタートアップへの転職は最高のプラン? 士業・バンカー・コンサル どれか1つ経験があれば輝ける

編集部:どんな人と一緒に働きたいですか?

大石:楽しく前向きに仕事ができる人だと嬉しいです。九州エリアはまだ立ち上げの段階にあるので、やればやるほど提携数も増えていくし、仕事は自分次第で忙しくなるという状態なので、純粋に、好奇心を持って楽しくやっていただける方とぜひ一緒に働きたいなと思っています。

編集部: 必要な経歴や経験は?

大石:どのような経歴でも、やる気があれば全然問題ないと思っています。ただ、けっこう補助金の公募要項や、約款、マニュアルを読み解いたり事業計画書作成のサポートをすることもあるので、そういう意味では、私のような金融機関出身の人もスムーズに業務に入っていきやすいと思います。

編集部:大企業で働きスタートアップに転職というキャリアチェンジについて、どう思いますか?

大石:めちゃくちゃいいプランだと思います。この仕事は、「士業」「バンカー」「コンサル」の3つの力のうちどれかが必要だと思っています。私自身は、前職で金融機関とコンサルを経験しているので、今はその2つの力をもとに仕事をしています。だから、もし、3つのうちいずれかの力を持っている人であれば、適材適所でめちゃめちゃ輝けるのではないかと思います。本当に今、正直、人が足りないほど会社として伸びているので、そんなバックグラウンドがある人は、絶対に輝けるのではないかなと思っています。

立ち上げ初期だからこそ、全フェーズ体験できる。九州支社で一緒に0から1を創りませんか?

編集部:九州には独自の文化が根づいているイメージですが、九州エリアならではの仕事の魅力やエピソードは?

大石:たしかに本土と違うところはけっこうありますね。例えば、九州のお客様は、オンラインではなく対面を好まれる方が多い気がします。九州の方々とお話ししていると、仕事に関わらず、みなさん、ものすごく人当たりがいいんです。だからこそ、ビジネス面でも人と人とのつながりが重視されてるのかなと思います。だから今も、対面で行けるところはできるだけ行きたいなと思って行動してます。

あとは、九州って、お酒が好きとかお酒が強いイメージがあると思うのですが、私もけっこうお酒を飲むのが好きなので、出張先や色々なところで飲むことがあるんです。入った店のお客さんや店員さんと仲良くなって仕事の話になり、補助金のことをお伝えすると、それが実際に仕事に繋がるケースもあったりするんですよ。とくに飲食店の方には興味を持っていただきやすい内容だったりするので。そこでもやはり、仕事も人と人とのつながりでできているというのを感じます。

編集部:違う地域から来た人でも馴染めるでしょうか?

大石:私も最初はよそ者扱いされるのかなと思っていたのですが、受け入れていただけていますし、マイナスな経験はしていないですね。ビジネスをする上で問題は何もないはずなので、そこは安心してほしいです。九州のみなさんが私は大好きです。

編集部:Staywayのなかで、九州支社ならではの推しポイントは?

大石:非常にあります。先ほどもお伝えした通り、九州エリアはまだ立ち上げの段階にあり、0から1を生み出すところから入れるので、そこはかなり面白いのではないかと思います。今は更地からひとつひとつ開拓しているような状態なので。株式会社Staywayの支社とはいえ、実際には1つの新しい会社がはじまったばかりのような位置づけなので、全フェーズ体験できるという意味では、すごく面白いんじゃないかなとは思いますね。

まだまだ、今の人数ではカバーできていないエリアや成し遂げられていないことがたくさんあるので、本当に、どんな人がジョインしてくれるか次第で、九州全土で様々な提携や展開が生まれていくと思います。

おまけ(九州の写真ギャラリー)

大石さんが九州の写真を数枚送ってくれたのでギャラリーにしてみました。

気分だけでも九州旅行を楽しんでください🍃

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                  阿蘇の初日の出

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           昼間からサウナからの外気浴 in 壱岐

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                  こちらも阿蘇

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             この日はバイクでツーリングでした

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                    阿蘇の夕日

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                  沖縄の海で素潜り