必要なスキルはコンサルティング?コンサルティングファーム出身がStaywayで活躍する理由。

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株式会社Stayway(以下、Stayway)の社員一人ひとりの素顔を深ぼる社員インタビューシリーズ。

今回は2023年9月よりStaywayに入社した紙本達郎(かみもとたつろう)さんへのインタビューです。

コンサルティングファームで6年間働いたのち、Staywayに転職された紙本さん。

Staywayは補助金申請支援事業のスタートアップですが、紙本さんによると実はコンサルティングとすごく似たスキルが必要な業務なんだそうです。

「なぜコンサルティングファームからStaywayに転職したのか?」

「将来の目標は?」

紙本さんのキャリアを掘り下げました!

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編集部

まずは簡単に自己紹介をお願いします。

紙本さん

紙本達郎です。よろしくお願いします。Staywayへは2023年9月からジョインしました。

Staywayの補助金支援事業は補助金クラウドというサービス導入を通じて金融機関、事業会社、士業等の補助金関連業務に係る課題を解決しています。

その中でも私は自治体補助金DXを始めとした新たなマーケット向けの新サービス開発や、事業会社との協業を加速するための補助金クラウドfor Salesを主に担当しています。

ビジネスマンとしての基礎を培ったコンサルティングファーム時代

編集部:

紙本さんはStaywayに入社される前はコンサルティングファームのアクセンチュア株式会社に勤められていたんですよね。

紙本さん:

はい。新卒でアクセンチュアの金融部門へ入社し、6年間勤務しました。

基本的に銀行や証券会社などの金融機関向けにコンサルティング業務に従事し、最終的には管理職まで経験しました。

そして、去年の秋にStaywayに転職しました。

編集部:

新卒でコンサルタントになったのはどうしてですか?

紙本さん:

学生時代のとき、頭を思いっきり使う仕事がしたいなと強く思っていました。就職活動の時に、自分なりに頭を使う仕事ってなんだろうと考え、外資系投資銀行かコンサルティングファームのどちらかに就職しようと考えました。数値面だけでなくビジネス全体を俯瞰できそうだと感じたことから、相性がより良いのは後者だと思い、その中でも活躍出来そうなイメージが湧いたアクセンチュア株式会社に入社することに決めました。

6年間いたアクセンチュア株式会社ではビジネスマンとしての素地が身についたと思います。入社して最初に振り分けられたプロジェクトの直属の上司が本当に優秀な方でした。非常に論理的で、どう業務を効率化していくかを徹底的に自分で考えてやっている方でした。

その人にビジネスマンとしての考え方や基本的な作業の仕方など、そもそも感覚として持っておかないとどうしようもない部分を教えてもらいました。得たことは今でも生きていると思います。

編集部:

紙本さんの思う優秀な人ってどんな方ですか?

紙本さん:

個人的に、優秀な人は「聞く・書く・話す」がちゃんとできる人だと考えています。聞くことは情報を漏らさずに聞いて、整理して、なおかつ自分の頭や言葉で噛み砕いて独自解釈できるということ。書くことはその自分なりの解釈を紙に文章として言語化できること。さらにそれをプレゼンして話せる。

この三拍子全てを備えるのは難しく、全てが揃っている人は本当に優秀だなと思います。それが一番優秀だったのが、この上司でした。

このスキルや、仕事は基本断らない姿勢を徹底した結果、ありがたい事に早く昇進することが出来ました。

長期的な目標のために、新しい環境へ

編集部:

新卒でコンサルティングファームで6年間働かれた後、初めての転職でStaywayを選んだということですが、経緯を教えてください。

紙本さん:

まず転職を考えたのは、コンサルティングファームに6年いて、変わり映えしない環境になってしまったことと、将来の目標を実現する準備として経験したい業務が今いる会社では出来ず、外に出る必要があると思ったからです。

将来は独立したいなと思っています。そのためには事業を企画して、作る当事者側の経験がしたかったんですね。でも、コンサルティングという仕事の性質上、最悪第三者なのでリスクが大きくない、ダイナミックなジャッジや圧倒的な自分事としてビジネスに関わることが難しいと感じました。そういった経験ができる会社への転職を考え始めました。

Staywayは転職エージェントに紹介されて知りました。最初紹介されたときは正直、コンサルティングファーム出身の自分に合っているのか?と戸惑いました。

なぜならStaywayは補助金支援事業をメインで、社長をはじめ、会計士の方が多いからです。でも一度話は聞いてみようと思い、佐藤社長とカジュアル面談をしました。そうしたら、佐藤社長がすごく優秀な方だなと感じて。こんな優秀な方と一緒に働きたいなと純粋に思いました。

編集部:

Staywayへ転職することへの懸念点はありましたか。

紙本さん:

やはり、コンサルティングファーム出身者の自分が活躍できるのか懸念していました。また、人数が少ない分働いている社員と仲良くなれるかが自分にとって鍵でした。基本的には仕事の内容よりも人を含む環境が大事だと思います。たとえプロジェクトが面白くても人がよくないとダメだなと考えていました。でも面談を重ねていくうちに、その懸念は解消されました。

2回目の面談では社長以外の方と話して、やっぱり優秀で良い方だと思いました。そして、実は会計士の業務や姿勢はコンサルティングと結構近いことが分かったんです。管理の仕方だったり、資料の書き方だったり、仕事の向き合い方や考え方などバックグラウンドが似ていて、コンサルティングファーム出身でもストレスがなさそうだなと感じました。

これは今働いてみてもやっぱりそうだと実感しています。

編集部:

最終的にStaywayへの転職した決め手は?

紙本さん:

10年の長期スパンで自分のキャリアを改めて考え、Staywayに行くのが最善手だと思ったことです。

ここ2,3年のスパンで考えるとやめないべきっていう結論に至るんですが、やっぱり最終的には起業したいと思っていて、経営者には自由に事業を作ったり、投資家とコミュニケーションをするなどのスキルが求められます。これはコンサルティングファームでは出来ないことです。一方で、Staywayでなら出来そうだなと思い、Staywayへの転職を決めました。

Staywayで働いてみて

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編集部:

Staywayでやられている現在の業務内容をもう一度教えてください。

紙本さん:

補助金クラウドというサービス導入を通じて金融機関、事業会社、士業等の補助金関連業務に係る課題を解決しています。その中でも私は自治体補助金DXを始めとした新たなマーケット向けの新サービス開発や、事業会社との協業を加速するための補助金クラウドfor Salesを主に担当しています。また、各種ピッチやコンテストの登壇も数多く担当しています。

編集部:

働いてみてどうですか。

紙本さん:

すごく自分のやりたいことがバランスよく出来ているなと満足しています。新規プロダクトで構想することもあれば、人前でプレゼンするのも好きなのですが、セミナーやスタートアップのピッチに立たせて頂く機会もあります。なおかつ、相談はいつでも社長や他の社員の方々に相談できる環境にあります。

編集部:

補助金支援は新しい分野だったと思いますが、最初は大変ではなかったですか?

紙本さん:

確かに、全然関わって来なかった分野なのでキャッチアップは必要でした。ですが、コンサルティングでは何回も新しいプロジェクトに入ってキャッチアップするのを続けてきたのでそこまで苦ではありませんでした。その点でもコンサル出身の方は新しい分野のことを学ぶ耐性が高いのでStaywayに向いていると思います。

紙本さんがStaywayで目指すゴール

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編集部:

Staywayで紙本さんが成し遂げたい目標を教えてください。

紙本さん:

私は事業会社担当なので、提携先を増やして、Staywayの目標であるIPOを着実にしていくのが今の目標です。企業価値を最大限高めるための仕組みづくりを戦略的に行っていきたいと思います。

Staywayに入ってほしい人物像

編集部:

最後に、どんな人にStaywayに入ってほしいですか?

紙本さん:

自分と同じコンサル出身の方にぜひおすすめしたいです。 コンサルティングは課題を特定して、分析し、打ち手を考えるのが業務ですが、その打ち手がStaywayの補助金クラウドというサービスです。「補助金」と聞くと最初は違うかなと思うかもしれませんが、実はすごくコンサルティングと同じようなスキルが求められます。

クライアントと密にコミュニケーションをとりながら進める仕事も多く、コンサル出身の方に向いていると思います。