Stayway社員一人ひとりの素顔を深ぼる社員インタビューシリーズ。
今回は2023年8月よりStaywayに入社した川田晃大(かわたあきひろ)さんへのインタビューです。
新卒で銀行に入行し12年働いたのち、ヘルスケア分野への投資を行う事業会社への転職を経てStaywayに入社した川田さん。
大学時代にはなんと競技ダンスで東京六大学優勝を果たしたり、ベンチャー企業で学生ながら事業を立ち上げるなどバラエティに富んだ経験をされています!
色んなことに挑戦するようになったのは高校時代のラグビー部での挫折経験が転機だったんだとか。
「銀行マンがStaywayに惹かれた理由は?」
「ラグビー部での挫折って?」
川田さんの素顔を掘り下げました!
ラグビー時代の挫折を糧に。競技ダンス優勝、事業立ち上げ…できることは全部挑戦した学生時代
編集部:
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
川田さん:
川田晃大(かわたあきひろ)と申します。よろしくお願いします。
編集部:
川田さんは新卒で銀行に入行し、12年間勤められたんですよね。どうして銀行に決めたんですか?
川田さん:
大学時代の事業立上げ経験が大きく影響しています。
2006年~2007年の頃の話ですが、ファッションコンサルティングのセカンドオピニオンサービス事業をMixiやGreeeといったSNSツールを活用して展開していてたのですが、当時資金含めてご支援頂いていた経営者がとにかく刺激的でした。仕事を通じて最短距離でこうした経験を得られる仕事として銀行の法人営業を選択しました。
編集部:
学生時代から事業を自分で立ち上げられたなんてすごいですね。
川田さん:
僕は高校時代にラグビー部で挫折を経験していて。この経験から「自分にできることは何でもやっていこう」という信念が根本にあります。
編集部:
挫折のご経験について詳しく教えて頂けますか?
川田さん:
ラグビーを続けられなくなったことです。高校2年生の夏、全国大会予選に向けた練習試合で肩を怪我しました。復帰したタイミングでまた脱臼してしまいましたので、再起に賭けてクリスマス前の冬休みを利用して手術しました。春先迄懸命にリハビリをしたのですが、回復が芳しくなく、ドクターストップを受けました。
この時に「じゃあ自分ができる範囲のことはどんどんやっていこう」と切り替えたんですよ。
また、挫折を経験するまでは途中でやめる人は大成しないと決めつけていました。しかし、自分がやめざるを得ない状況に陥ってから考え方が変わりました。
途中でやめても成功できるんだってことを自分自身に証明しようと思う姿勢に変わりましたね。
そのような感じで大学時代は自分の興味のあることをやる。始めたら自分ができるところまでやってみるっていうのを繰り返していて、その中の一つがたまたま事業を自分でやるということでした。
編集部:
なるほど。じゃあ他にも色々やられていたんですね。
川田さん:
競技ダンスをやっていました。
大学1年生の時から競技ダンスを始め、同学年の部で優勝したこともあります。
編集部:
それはすごいですね
川田さん:
でもそれもやめることにしたんですね。競技ダンスは大学から同じスタートラインで始める方が大半です。限られた時間で成果が出た点を振り返ると、努力量は大きな差は出てないはずなので、自分のセンスの部分が結果に影響したと考えました。この現状を踏まえると今後は努力量、つまり、時間との勝負になると思いましたので、限られた時間をダンス以外に向けることにしました。時間の使い方は当時からすごく意識していました。
編集部:
学生時代は興味のあることを一つ一つ短期集中でのめり込んでは、ひと段落して次にいくのを繰り返していたんですね。
川田さん:
そうですね。なんか「自分がもう出来ること」にあまり興味がないんです。自分の能力を見つけたら、それに専念して楽しくやってく人も多いと思うんですけど、自分の場合は自分が上手くできないことの方に関心があります。
自分ができないことを出来るようにして潰していくっていうことに今まで関心がありました。
ラグビー部時代に上手くいかなかった経験があるから、できないことを解消したいっていう思いが強いのかもしれませんね。
できちゃうとそれを続けることにあまり喜びを感じないというか、ゴールした気分になっちゃうんですね。
編集部:
すごくストイックですね。
川田さん:
確かに自分との戦いみたいになってます(笑)。仕事でも上手くいったことより、上手くいかなかったことをひたすら分析してます。
やってみたら上手く出来たことって、すでに自分の中に再現性があって他のシチュエーションでも上手くいくと思うんですよ。
一方で、上手くいかなかったことは無意識じゃ自分で成功しなかった訳なので、どこか改善しないといけないと思ってます。
だから、どこを改善したらいいんだろうって日々分析してますね。
小学生のときから始まった分析力
編集部:
お話を聞いていると、すごく自分自身を客観的に俯瞰して分析している印象を受けました。その分析習慣はいつ頃からついたんですか?
川田さん:
客観的に分析し始めたのは小学校の時です。弟がいるんですけど、勉強で弟や周りより物分かりが遅いなってことに気がついてしまって。あれ、自分って周りよりも勉強の理解が遅いぞって気がついた時にじゃあ2倍3倍努力したらいいと考えるようになりました。客観的に自分を見るようになったのは、そこから始まってるんじゃないかなって思います。
編集部:
小学生!すごく早いですね。
川田さん:
小学生のときに分析して、自分は他人より物分かりが遅いって気づいてから、じゃあ人の倍努力したらいいってマインドを持っていたんですけど、高校ラグビーの挫折で努力量じゃどうにもならない壁が現れました。それから今の出来ることはなんでもチャレンジしようっていうマインドに変わりました。
ただ、分析を意識的にやろうとし始めたのは、ラグビー部で怪我していた時代にチームのためにメンバーを分析し始めたことからだったと思います。
小さい頃から客観的に俯瞰するようになって、ラグビー部時代に習慣になったんですね。
それが、さらに磨かれたのがSMBC時代ですね。
分析力がさらに磨かれたSMBC時代
編集部:
SMBC時代について詳しく聞かせてください。
川田さん:
銀行の業務は結構ハードでした。メンタル的にもそうですし、覚えることも多かったです。さらに20代の当時でも、顧客として50代の社長さんと向き合う機会もしばしばありました。そういった状況の中で、どうしたら同じ目線で彼らが話してくれるかと考える必要に迫られて、常日頃から考える癖がついてきたと思います。
また、お客さん第一で、基本お客さんに合わせて動いていく仕事ですが、お客さんの依頼を絶対に断らないっていう文化がありました。
だから、どんなに忙しくてもお客さんに合わせていかなきゃいけないのは結構ハードで、いかに効率よくこなしていけるかが問われていました。
銀行員として上り詰めた先、別の世の中への貢献をしたいと思い自分でベンチャー企業の支援へ
編集部:
約12年間の銀行勤務後、ヘルスケア分野への事業投資を行う事業会社に転職されたんですよね。
川田さん:銀行では大型案件を成約できるようになり、周囲のサポートにも恵まれ、複数回の表彰機会を頂けました。
編集部:
総資産12兆円の保険会社のメイン担当として経営企画部・新規事業開発部の方々と話をしたりと、銀行の融資業務以外の動き方もされていたんですよね。
川田:
はい、他行との差別化の中で顧客紹介等も数十件実施しました。こうした中で、医療ニーズが高まる一方、医療費が高騰し続けている社会課題に気付きました。
資金の出し手では限界がありましたので、事業サイドにシフトすることに決めました。
自分で事業をやることも考えましたが、この分野はお金がすごくかかるので、多額の資金を動かせる事業会社で投資家として関与することに決めました。この間、医療機関や介護施設をに複数事業への投資を実行しました。
LBOファイナンスといったM&A関連投資から、地域金融機関の不良債権投資迄、幅広く経験できました。
ただ、やっていく中でやっぱりマネーゲームになってしまうところがあって、マネーゲームは出来るけど好きじゃないなあって思っていたんです。
学生時代にベンチャー企業で支援してもらって事業をやっていたことを思い出して、ベンチャー企業の支援をしたいと思うようになりました。
そこから、自分でやりたいことをやろうと思って、ちょうどベンチャー企業でお金のサポートをしてほしいという依頼を受けたので、ベンチャー企業の支援を自分ですることにしました。
ベンチャー企業を支援する。自分のビジョンが偶然マッチしStaywayへ入社
編集部:
Staywayに入社したきっかけを教えてください。
川田さん:
Staywayを知ったのは転職エージェントからの紹介です。Staywayをいいなと思った点は大きく二つありました。
一つは自分のやりたいこと、ビジョンと合っていた点です。私はベンチャー企業の支援をしたいと考えていたんですけど、Staywayの補助金支援事業も根本として挑戦する人をサポートするという点に共感できました。面談する中でStaywayで働く方もマインドが素敵だと思ったのも好印象でした。
二つ目は事業そのものが面白いと思った点です。Staywayの補助金支援事業は補助金クラウドというシステム導入を通じて銀行等の金融機関の補助金支援業務に係る課題を解決していくコンサルティング業務です。
補助金相談に関わる機会が多い金融機関を支援を通じて、より多くの中小企業の経営課題の解決に関われる点に魅力を感じています。
個人事業の場合、自身の工数の範囲でしか影響力を発揮できない点に課題を感じていた点にも合致しました。加えて、前職で金融機関営業に携わっていた事もあり、経験を活かせると感じました。
Staywayで働く楽しさ・大変さ
編集部:
Staywayでの主な業務内容や役割を教えてください。
川田さん:
主に金融機関に対する補助金クラウドの営業と、それに伴うサポートをしています。また、逆に金融機関から補助金を申請したい中小企業様を紹介してもらうこともあります。その場合、紹介された中小企業さんに対して補助金申請のサポートをしています。それ以外にも契約書の作成やシステムの調整などもやりますが、主な業務はそんな感じですね。
編集部:
Staywayに入社してよかったと感じたことはありますか?
川田さん:
まずはやることがいっぱいある点ですね。逆にいうとやらなきゃいけないことがたくさんあるので大変な点にもなるんですが(笑)。
自分は追い込んでやるのが好きなので優先順位付けをして、自身でスケジュール管理をしながら業務を進められることに充実感があります。
いわゆるやらされ仕事がなくプロアクティブに出来るので、昔から自分で考えるのが好きな自分の性格に合っています。
編集部:
やりがいを感じる瞬間はいつですか?
川田さん:
チームワークで補助金クラウドを導入できた時ですかね。
基本はリモートワークですが、常にオンラインでコミュニケーションを取り合っていてメンバーとの関係性もいいと思います。
困ったことはメンバーに相談するとすぐに答えが返ってきますし、それぞれ自分の専門領域があって、お互いに尊敬・尊重して頼り合っています。
川田さんが目指す未来
編集部:
Staywayや補助金クラウドを通じて川田さんはどんな未来を目指したいですか?
川田さん:
目標は短中長期別にあるんですけど、まず短期としては補助金クラウドという商品をもっと日本全体に広めたいです。日本全国の金融機関に補助金クラウドの良さを知ってもらいたいです。
中期目標としては、本当はニーズがあるけど解決できていないことを見つけて、新しい事業を作って解決していきたいなと思っています。
長期的にはチャレンジしている人をサポートし続けたいですね。その中でチャレンジャーがもっと増えたらいいなと思っています。
Staywayに入ってほしい人物像
編集部:
最後にどんな人にStaywayに入ってほしいか教えてください!
川田さん:
自分でやりたいこととStaywayの事業やビジョンが合っている人がいいなと思います。やっぱり挑戦心があって自分から動ける人に入ってほしいですね。